【お茶の淹れ方教室】
-煎茶のおいしい入れ方
【日本茶インストラクターのお煎茶のおいしい淹れ方(3人分)】
日常もっとも淹れる機会の多いお煎茶の「簡単で手軽なおいしい淹れ方」をご紹介します。お煎茶は・甘み・渋み・苦味のバランスのとれた味を引き出すことがポイントです。慣れればホントに簡単ですのでぜひマスターしましょう。
【用意するもの】・お茶っ葉・急須・湯のみ×3・ティースプーン・ポットまたはやかんで沸騰させたお湯。たったこれだけ。
①まず完全に沸騰したお湯を、ポットもしくはやかんから、使用する三つのお湯呑みに8分目まで入れて湯冷ましをします。(各70ccほど) これだけでムズカシイといわれる、1お湯の温度調節、2お湯の計量、3茶器を温める、という3つの作業が同時に行えます。
②湯冷ましをしている間に、お茶っ葉8グラム(ティースプーン山盛り2杯が目安)を急須にいれる。
③ ①のお湯を急須に入れて約40秒待つ。(フタに熱が伝わるころが目安です。)
④手際よくするために、あらかじめ湯のみを近づけ、味、色、量が均等になるよう順番に少しずつ注いでいきます。
お湯が残らないよう最後の一滴までしっかり注ぎましょう。(最後の一滴が一番おいしいところ)
淹れ終わったら茶葉が網にはりついていますので、急須の後ろを軽くポンとたたき、茶葉を真ん中にしてあげましょう。
そしてフタを少しずらしておくと中で蒸れることなく、目詰まりもせずに2煎目もおいしくいただけます。
2煎目は湯冷ましせずにサッと淹れましょう。
甘み成分(アミノ酸)は1煎目でほとんど出てしまいますので、2煎目では渋み(カテキン)でのど越しを楽しみましょう。
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